平成31年3月14日、
山口市空き家活用モデル事業補助金完了報告書を山口市に提出いたしました。
9月の決定から、あっという間の事業期間をスタッフは駆け抜けた実感と感謝の思いでいっぱいです。
工事見学やワークショップ、オープニングイベントにお越し頂いた皆様、タイトなスケジュールの中工事をしていただいた協力業者の皆様、本当にありがとうございました。
また何より、円政寺を中心とした近隣の地域住民の皆様のご理解があってこそ完了の日を迎えることができたと思います。
この事業で完成した「別邸ひわだや」を地域資源として、まちとともに生かしていきたいと考えております。
私たちの本業である桧皮葺をはじめとした社寺等屋根工事は、日本古来の綿々と引き継がれてきたやり方で、「元通り復元」すなわち「変わらないこと」に大きな意味があります。
その長く続いた体質から、新しいチャレンジをすることには強い決意と勇気を必要とします。事業に関わってくださった皆様に今、背中を押していただいた気持ちで、桧皮葺の伝統を後世に受け継いでいくための「変わっていくこと」への挑戦を続けていきます。
今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
平成31年3月21日
有限会社ひわだや
代表取締役 佐々木真