桧皮葺とは、桧の皮から精製された材料を竹釘を使って打ちとめていく屋根建築の工法。 日本古来から伝わる伝統的手法で、世界に類を見ない日本独自の屋根工法です。 優美な曲線と軒の重厚感あふれる大屋根構造を可能にし、社寺建築を始めとする国宝、重要文化財に多く取り入れられています。山口市では国宝瑠璃光寺五重塔、龍福寺本堂がそれにあたります。
私たち「有限会社ひわだや」は、この伝統技術である「桧皮葺」「杉皮葺」「杮葺」を和風住宅、数寄屋門、店舗、日本庭園、酒蔵、美術館など現代の建築物に採用し、デザイン、意匠性に優れた新たな日本建築をご提案しています。
桧皮葺とは、桧の樹皮を成型した材料を使って施工する、日本古来の屋根技術工法です。優美な曲線、軒の重厚感を出すことが可能で、神社仏閣の重要文化財で多く見られます。また、桧の立木から樹皮だけを採取するサステイナブルな工法は世界からも注目を集めています。
神社仏閣以外にも、数寄屋建築や庭園門に採用されます。格式高く、こだわりの空間にこれ以上ない存在感を与えてくれます。
○桧の樹皮を成型した材料で葺く。趣があり軽やかで優美。軒の見せ方で重厚にも。
○雨落ち等傷みの速い部分のみを補修するメンテナンスが有効です。
他にない存在感。自然や建物と調和するデザイン。
数奇屋造りとは、日本の建築様式の一つであり、茶室風の様式を取り入れた建築です。和風建築においても特に繊細で洗練された美しさを放っています。
私たち有限会社ひわだやは、日本古来の伝統的な屋根工法「桧皮葺」に新たな息吹を吹き込み、「数奇屋-The SUKIYAMON-」を創りました。
杉皮葺とは、杉皮を使って施工する、和風の屋根技術工法です。
庭園門や茶室建築に多く採用され、屋根だけでなく腰壁や塀にも用いられる和建築のポピュラーな素材です。ひわだやでは奈良県吉野産の杉皮を用い、ご予算や耐久年数に合わせた等級の杉皮を選び、納得の施工を行っております。
○杉皮で葺く、施工・デザインの自由度が高い。一般的に10年〜15年で葺替を考える。
柿葺とは、杉やサワラなどの板材を使って施工する、日本古来の屋根技術工法です。優美な曲線、軒の重厚感を出すことが可能で、現在ではおもに重要文化財で見られますが、北欧風の建築人気と相まって、新しい建築デザインへの利活用が進んでいます。
○サワラ・杉などの割板で葺く、材質の自由度が高い
○通常のこけら葺き同様の仕様ですと一般に原材料費が高額になります。ご予算に応じた使い方が可能ですので、設計段階でご相談いただけるとスムーズに進みます。
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